全国1億2千万のプロレス格闘技ファンの皆さま、遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
1月ももう終わりですが、今年最初の場外乱闘、ということで
今年もひとつよろしくお願いします。
さて、年末年始といえば、格闘技、プロレスファンのお楽しみの時期です。
多分にもれず僕も格闘技&プロレスで十分楽しませていただきました。
マスクド・マイノリティJrに妨害されながらのニコニコ生放送での「元気ですか!!大晦日!2011」観戦。
個人的には、桜庭・柴田組VS鈴川・澤田組が楽しめました。
また、1月4日新日本プロレス東京ドーム大会。
久々に新日本プロレス登場の武藤敬司選手の存在感!さすがマスターです。
棚橋選手のベルト防衛記録、前人未到のV11。
個人的に鈴木みのる選手にベルト奪取してほしかったんですが、
やはりシナリオ的に無いですよね......。分かってはいましたが。
という無駄に私的な感想はこれくらいにしておきまして
今年も行きましょう、プロレスブログ、場外乱闘。
今年は、しょっぱなからマニアックな試合をご紹介します。
時は1977年12月8日。
場所は東京蔵前国技館でした。
アントニオ猪木vsグレート・アントニオ
ファンにとっては、有名な試合です。アントニオ対決ですね。
試合を見る前に、簡単に選手のご紹介です。
アントニオ猪木さんは、皆さんご存知だと思いますので、省略。
グレート・アントニオ選手についてのご紹介です。

「密林王」の異名を持つグレート・アントニオ選手は怪力の持ち主で
乗客満員のバスを数台、肩にロープをかけてひっぱるというパフォーマンスで有名です。
力道山時代の日本プロレスにも来日経験のある選手です。
とにかく、変人らしく、怪力、不潔、3ヶ国語を話すなど、特異なキャラクターで有名な選手でした。
この試合、普通の試合とは「雰囲気」が異なります。
では、どこが違うのか??ご覧ください。
(試合自体は4分弱位と短めです)
この試合終了後の後味の悪さ、皆さん感じたでしょうか??
リング上の殺伐とした雰囲気。
何が違うのでしょうか??
振り返ってみましょう。
試合途中、猪木さんのドロップキックやパンチを受けて、効かないぞとお腹を叩くグレート・アントニオ。
ロープワークが微妙なグレート・アントニオ。
猪木さんの首筋に痛そうなパンチを落とすグレート・アントニオ。
顔を蹴られて動けないグレート・アントニオ......。
首筋にパンチを数発もらったあとの猪木さんの攻撃は、明らかに鋭さを持っています。
掌突気味の張り手。蹴りあげるキック。
もはや"プロレス"ではありません。
この試合、いわゆるセメント(ガチンコ)試合だと言われています。
どこまでがプロレスで、どこからがガチンコなのか??
何故、ガチンコが起きたのか??
ガチンコがいいのか?悪いのか??
はたまた、この試合全てが"プロレス"なのか??
未だ、明確な答えは出てないまま、この試合はシュートマッチ(真剣勝負)の歴史に刻まれています。
猪木さんの強さだけが結果として残った試合でした。
(グレート・アントニオが本当に強いかどうかは別として)
見ての通り、プロレスのセメントマッチって意外に味気ないものなんですよね。
実際に起こると、実にあっけないというか。
確かに、稀におこる、レスラーの感情的なセメント見たさもプロレスの魅力の一部ではあります。
が、しかし、このような試合ばかりだとプロレスファンは、楽しめるのでしょうか?
プロレスって、負けた選手もその後普通に起き上がるから、安心感があるんですよね。
また、次頑張れ!的な。
もし、負けた選手が起き上がらなかったり、タンカで運ばれたりしたらハッピーエンドでは無くなってしまいますし、
次のドラマに繋がらなくなってしまいます。
例えばタイムボカンシリーズでも、ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーの悪役3人組がこてんぱんにやられるのは毎度のことですが、
いざそれで、次回からは出てこられないようになったら、寂しいですよね。
とはいうものの、安心感やストーリーという要素以外にも、プロレスの試合には、
殺伐さというか緊張感もやっぱり必要なんです。
プロレスって奥が深いですね。リアリティとシナリオが渾然一体となった場所なんですね。
ちなみに、猪木さんの強さの証明の犠牲者となったグレート・アントニオは、
その後、日本に来ることは、ありませんでした。
マスクド・マイノリティ
「#mrevHirao_120128」を付けてつぶやいて下さい |
|
|
|
Share |
|