2008年3月、minorityrev hiraoがオープンの際にはサントリーフラワーズさんの協力もあり、minorityrev hirao2Fにあるギャラリーには100本の一輪挿しが並んだ。中でも2004年度グッドデザイン金賞を受賞した世界初の青いカーネーション、「ムーンダスト」は多くの顧客様を魅了していました。
「tu-tu r.t.d.ready to display」・・・
それは「すぐに、そのまま飾れる花」というコンセプトで、新しい一輪挿しの在り方を提案したいと考え立ち上げたプロジェクト。
今までの概念に捉われないものを作りたいと、異業種であるクリエイティブエージェンシー、サンアドのデザインレーベルROCK,PAPER,SCISSORSと共同での商品開発。透明なPETの筒と、水分を含むゼリー状の給水剤が入った再生紙モールド花器に、切り花をセットしたシンプルなフォルムが特長だ。コンセプトは、“遠い宙で咲いている花を土壌ごと掬い取り、カプセルに閉じ込め、地球に持ち帰った”というSF的なストーリー。透明な筒パッケージの表面には、遠い星のキラメキをイメージした幾何学的な模様が刻まれている。
その宇宙的イメージのフォルムは、華やかさやデコラティブな演出を求める、洋花のフラワーアレンジメントではなく、むしろ日本の伝統的な“侘び寂び”の精神に通じている点がユニークと言える。
ネーミングの「tu-tu」は、生花が透明の“筒”に入っていることや、フランス語で「あなた」を意味する“tu”にかけた造語で、さらに宇宙の彼方にある未知の世界と交信する、“ツー・ツー”という電波信号をもイメージしている。また「r.t.d.」は、飲料業界では缶入りのチューハイやカクテルなど、買って帰ってすぐ飲める“ready to drink”というカテゴリーを意味する言葉。「tu-tu r.t.d.」では、花瓶などに生けかえる必要がなく、買って帰ってすぐに飾れる“ready to display”の生花を意味している。